WORK STORY

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大手自動車メーカーの
生産設備一新プロジェクトに挑む。

仕入先の設備メーカーと連携し、大手自動車メーカーに生産設備を提案・納入するのが私の仕事です。10台の設備をほぼ同時に導入するという大掛かりなプロジェクトに、入社4年目にして初めて挑戦しました。

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PROFILE

KATSUKI
MAKOTO

豊田営業所/2015年入社

WORK FLOW

01

提案・受注

お客様の要望・各種条件をヒアリングし、最適な設備、納入までのスケジュールなどを提案し、受注につなげる。

02

打ち合わせ

オリジナルの設備製作に向け、お客様の生産現場で求められる細かい条件や決め事をひとつひとつ確認。

03

詳細調整・チェック

最新状況、課題、今後の動きなどを毎日きめ細かく確認し、プロジェクトの進行を管理。

04

搬入・据付

据付先の現場を確認し、タイムスケジュールを調整して仕上がった設備を納入。お客様と共に稼働確認もおこなう。

EPISODE

  • 01

    提案・受注

  • 02

    打ち合わせ

  • 03

    詳細調整・チェック

  • 04

    搬入・据付

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01

Closing the deal提案・受注

他社を上回る提案で
ビッグプロジェクトを受注。

大手自動車メーカーが新たな生産体制を一新するため、二つの工場に計10台の新たな設備を導入するというプロジェクトに声をかけていただきました。まずはお客様の「こういう加工がしたい」というような要望を細かくヒアリングしていきます。設備計画を元に、工場の生産ラインの中でどんな工程を担う設備が必要なのか、どれだけの性能を求めるのか、いつまでに必要なのか、予算はどのくらいなのか…などの要望を把握します。仕入先となる設備会社と情報共有して詳細を相談しながら、お客様のさまざまな条件を満たす設備を幅広く検討。その結果、品質面、コスト面ともに競合他社を上回る提案ができたこともあり、受注につながりました。そこからは、仕入先の設備会社、お客様である大手自動車メーカー、当社の三者の役割分担を細かく決め、納期に間に合わせるための大まかな段取りを組むなど、プロジェクトを進める下準備が始まりました。

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02

Meeting打ち合わせ

複雑な課題をクリアする過程で、
多くの人と信頼関係を築けた。

お客様の工場の工程ごとに細かい打ち合わせをしていきます。現場の要望も詳しくうかがいながら、導入する設備に関する決め事を細かく詰めていきました。例えば、自動車と船では部品の大きさが異なります。加工に関する設備を検討する場合、加工する部品のサイズ感をこちらである程度想定し、機種や性能を提案します。また、さまざまな工程を経て製品が造られていく生産ラインには、当社が請け負う工程と、他社の設備が入る工程があるんです。ある工程で仕上げた製品を次の工程に送り出す際の信号はどこが出すのかといった細かいことから、お客様独自の現場ルールに合わせて作動させるため設備のプログラムを変更するなど、決めなければならないことが山ほど出てきます。それをひとつひとつクリアしていく過程で、お客様と仲良くなれたり、仕入先の設備会社の方が自分のために動いてくれたり、たくさんの人と信頼関係を築いていけたのが嬉しかったです。

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03

Adjustment詳細調整・チェック

設備10台分の進捗を
独自のチェックシートで毎日確認。

複雑な決め事をクリアしながら、細部にまで気を配りプロジェクトを進めていきました。納入前に準備・確認する書類だけでも、9種類×10台分という膨大な量です。オリジナルのチェックシートを作り、最新状況、課題、今後の動きなどを書き出してひとつひとつ確認。毎日整理してシートを更新することで、各設備の機能やなすべき作業が混乱しないよう心がけました。このプロジェクトを経験したことで、つねにアンテナを高く張って多角的な情報を得ることの大切さを知りました。その後の仕事の仕方も変わったと思います。

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04

Setting搬入・据付

1年間のプロジェクトが無事完了。
ここからが新たなスタート。

お客様の事前チェックをクリアして、いよいよ搬入・据付。微調整しながらセットアップし、テスト加工・不具合の改修をおこなって基準を満たしたところで、プロジェクトは完了しました。「OK!」と言われたときの達成感と充実感は、とても大きかったです。でも、これで終わりではありません。稼働する中で不具合が生じたり、生産体制が変更になって設備をアップデートすることもあるでしょう。そのときは、今回の経験で得た知識やマネジメントスキル、人脈をフルに活用し、再び最適な設備プランを提案したいと思っています。